景表法の改正とネットビジネス

投稿日:2017年3月27日

カテゴリ:事務所ブログ

4月1日から新しく始まる、景表法の課徴金制度に関するご質問、対策に関するご相談がめっきりと増えてきました。
ネット販売を行う上で、景表法は大きなネックになり得ます。誰もが、効果ある宣伝を打ちたいと願う。そこに景表法違反に陥る罠があります。私たちがお客様に、そのウェブサイトを見せていただき、景表法遵守の観点からいろいろとご質問をしていると、お客様から、「え、ここですか?」「あ、これ、だめなんですか…」という反応をいただくことが多くあります。
とくに医薬部外品、健康食品を扱うウェブサイトでは、みなさん薬機法(旧薬事法)違反にならないようにという観点はもっていらっしゃいることが多い。「宣伝文言が薬事法違反にならないか、チェックします」という某者のHPがあることも周知の事実です。せっかくそこまで気を付けても景表法上のチェックを怠って、違反となり、課徴金を課されてしまっては意味がありません。
今回の改正は課徴金制度と、課徴金の減額制度という珍しい制度をあわせて導入する大きなものです。ネットビジネスに従事される方は、その概要だけでも把握されておかれることを強くお勧めします。